2010年12月9日木曜日

米住宅市場弱まればFRBは資産売却ためらう可能性=地区連銀総裁

 [ワシントン 26日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は26日、住宅市場が再び弱まれば連邦準備理事会(FRB)は金融刺激策を解除する際に住宅関連資産の売却に踏み切ることが一段と困難になるとの見通しを示した。
 同総裁はロイターに対し、「経済は引き続き適度な回復の過程にある」とし、「V字型や極めて強い成長にはならないが、それでも成長は見られる」と述べた。
 住宅市場について「非常に気になっている。(今後の)指標に関心を持っている。仮に良い内容でなければ疑問に思い始めるだろう」と語った。
 住宅の状況が急回復するとは予想していないとする一方で、価格と販売が安定しさえすれば、FRBが資産を売却しても大きな混乱は起きないという十分なシグナルとの見解を示した。

【関連記事】
? 第4四半期米GDP確報値は+5.6%、通年は1946年以来の落ち込み
? 米オラクルの12―2月期、利益が予想上回る
? 超低金利政策による支援、なお必要=米FRB議長
? 米新規失業保険申請件数は44.2万件と大幅減少、労働市場の回復示唆
? 米住宅価格、底入れしたようだが依然ぜい弱=グリーンスパン氏

引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿